クローバ PAGEでは、公開するサイトのURL(アクセスする際のアドレス)を、サイトをお客様が取得した独自ドメインで運用することができます。多くのお客様は、なんとなくオリジナルのドメインの方が名刺やチラシなんかにURLを書いたときに格好がいいからという理由で独自ドメインを使われていますが、今回はそれ以外にも独自ドメインを利用するメリットと、SEOとの関係について説明してみたいと思います。
クローバ PAGEの標準のドメイン(xxx.qloba.com)は誰でも利用することができますが、独自ドメインはお客様自身のものなので、他の人が利用することはできません。確かに私のサイトですよという証明になるので、なりすましを防ぐことができ、サイトの信頼性につながります。それにやっぱりサイトの内容とドメインが一致しているほうが、ちゃんとしているなという印象を受けますね。
よく、どこそこのブログはドメインパワーが強いので検索で上位になりやすいとか、あそこはドメインパワーが弱いなどという話を聞くことがあります。ドメインパワーというのは正式な用語ではないのですが、検索サービスからの評価が高いドメインの配下にサイトを作ることで、順位があがりやすいといわれている現象のことをいいます。
結論からいいますと、こういったドメインパワーなるものは一切気にしなくてよいです。たとえばこれが楽天やAmazonなどの商品ページだったとしたら、楽天というサービスの中のひとつのページとして扱われますので、確かにドメインの評価がそれぞれのページにも引き継がれます。でもクローバ PAGEで作成されているページはお客様ごとに独立したサイトになりますし、Googleもそう判断してくれるため、URLがmysite.qloba.comだったから評価を上げよう(下げよう)みたいなことは起こらないです。だからqloba.comのドメインが検索に強いらしいから独自ドメインは控えようとか考えていただく必要はないですし、逆にqloba.comのドメインが検索に弱いと聞いて独自ドメインにする必要もありません。もしどこかのブログが検索に強いというようなことが実際にあるとしたら、それはドメインの力ではなくて、きちんとスマホに対応しているとか、検索サービスに見つけてもらいやすいデータ構造になっているとか、他の影響による可能性が高いです。そのへんはクローバ PAGEも日々がんばっています😀
ただし共用のドメインを利用するうえで考慮すべき点もあります。2019年にGoogleは検索結果に多様性をもたらすため、検索結果に対して同じドメインのページが2つ以上表示されないようになりました。これは公式にアナウンスされています。
つまりこのしくみに従うと、標準のドメイン(xxx.qloba.com)を使用しているサイトは同じサイトとみなされてしまうため、例えばピアノ教室のサイトが100個あったとしても、同じ検索結果で表示されるのは最大で2サイトまでということになります。ただこれも同じサイトとみなされる場合とみなされない場合があるようで、大きな影響があるかといわれればなんともいえないところです。うちのサイトだとサブドメインの異なる2つのページ(users.qloba.comとabout.qloba.com)が同一サイトと扱われています。
なのでこのへんが気になるのであれば、他のサイトの影響を一切受けない独自ドメインを利用していただく方が無難です。
クローバ PAGEでは独自ドメインを別々のサブドメインとして運用することもできますし、サブディレクトリ(例:www.example.com/-/aaa)として運用することもできます。
基本的には、Googleはサブドメイン(たとえばaaa.example.comだったら「aaa」の部分)までを含めたURLをひとつの「サイト」として扱います。個々の記事のようなページを評価するにあたては、サイトそのものの評価も考慮されることになります。
クローバ PAGEを独自ドメインで運用する場合、だいたいはそれぞれ違ったテーマでプロジェクトを作られることが多いと思いますので、通常それぞれaaa.example.com、bbb.example.comというようにサブドメインを割り当てていただいて、運用していただくので問題ないと思います。Googleに対してもそれぞれ、ああこれはワインに特化したサイトだなとか、北海道のイベントのサイトだなというように専門性を際立たせることができます。またサブドメインを分けると完全に異なるサイトとみなされるかというとそういうわけではなく、相互リンクやコンテンツの内容を見てうまく関連づけしてくれているようです。
これに対して、サブディレクトリの場合はすべてのプロジェクトがひとつの「サイト」として集約されることになります。サイト全体の評価がすべてのプロジェクトからもたらされるようになるので、新しく作ったプロジェクトでも最初からある程度サイトの評価がある状態で始められるメリットがあります。このように構造的な違いはありますが、長期的に見るとSEO上の優劣はないとGoogleはアナウンスしています。企業などでメインのテーマなりコンテンツがあり、それに関連するかたちでサイトを増やしていくのであれば、サブディレクトリが向いているでしょう。またクローバ PAGEではサブドメインを含めて5ドメインまでしか使用できない制約があります。
もう1つの利点として、サブディレクトリにするとGoogle Analyticsですべてのプロジェクトのアクセスをまとめて解析することができます。プロジェクトをまたがるユーザーの行動をトラッキングしたい場合にはサブディレクトリでの運用をおすすめします。
今回は独自ドメインを使う利点についてまとめてみました。もし独自ドメインにしたいんだけどやり方がわからない、という方がいたら、ぜひコミュニティで質問してみてください!