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Google のヘルプフル コンテンツ アップデートがやってくる

Google のヘルプフル コンテンツ アップデートがやってくる

たまに、クローバ PAGEで運用している自分のサイトがもっとGoogleなどの検索エンジンで上位に表示されるようにしたいので、keywordsメタタグを設定できるようにしたい、というご相談をいただくことがあります。keywordsメタタグというのは、昔ホームページビルダーなどでせっせとホームページを作っていた方なら知っているかもしれませんが、ホームページの中に、コンピューターにしかわからないキーワードを入れて、GoogleやYahooにそのキーワードでホームページを検索できるようにするしくみのことです。

ビジネスプラン以上であれば、ヘッダー内のHTMLが自由に設定できますので、メタタグの設定もまあできなくはないのですが、こちらのご要望については、おおむね毎回、次のように回答しています。

クローバ PAGEはkeywordsメタタグを生成しておりません。理由は現在の検索エンジンはkeywordsメタタグを使用しておらず、SEOの効果は「まったくない」からです。これについてはGoogleも公式に言及しております。
Google はウェブ ランキングにキーワード メタタグを使用しません
かつては、h1タグやkeywordsメタタグといった手法が効果的であったことがあり、古い方法を指導するSEO業者が今でもいるかもしれませんが、現在はそういった古典的なしくみではなく、AIを使ってコンテンツそのものを評価するずっと複雑なしくみに置き代わっています。従いまして、タグの使い方についてはあまり神経質にならず、閲覧する人にとってより有益なコンテンツに注力していただくことが一番のSEO対策となります。技術的な対策については、できる限り弊社で対応を行っており、お客様に意識していただく必要がないようにしております。クローバ PAGEのSEO対策につきましてはこちらも合わせてごらんください。
https://users.qloba.com/activities/2602

もちろん、今の時代keywordsメタタグにそんな神経質になるお客様はほとんどいらっしゃらないのですが、普通のお客様にとってはGoogleに気に入られる方法なんか忙しいのにそんなの知るか!って感じでしょうし、昔そういうの見た気がするなあという情報に引きずられるのも無理はありません。さすがにそんなものを推奨してくるSEO業者なんてもういないとは思っているのですが、Wordpressでkeywordsタグを設定しよう、SEOも安心!みたいな記事が今だにあったりするので、真面目にやっているところからすると迷惑な話ではあります。

keywordsメタタグが使われなくなったのは、検索の上位表示を狙った人たちが本来サイトとは関係のないキーワードを、このタグに詰め込むようになったからです。これだけでなく、GoogleとGoogleを出し抜いて上位表示させようとする業者との間には、何十年もいたちごっこが続いていて、今では「肩こり 治す方法」みたいなキーワードでググったら「肩こり、治る? 治らない?」「肩こりになる理由とは」みたいなどうでもいい文章を散々読まされたあげく広告があって終わりみたいなサイト(いわゆる「いかがでしたか」ブログ)ばかりが出てきます。なので最近はよくネット検索は壊れているといわれたりしていて、さすがにGoogleも手をこまねいていられなくなったのか、先月こんな発表がありました。

Google 検索は、有用な情報を誰もがもっと簡単に見つけられるよう、常に改善に取り組んでいます。そのため、Google ではいわゆる「ヘルプフル コンテンツ アップデート」を導入しています。これは、有用なコンテンツのオリジナル版をユーザーが閲覧しやすくするための広範な取り組みの一環です。

この日本語記事が公開されたのはつい最近なのですが、英語版の公開は8/18でした。この「ヘルプフル コンテンツ アップデート」なるものは現在英語での検索の対応が終わっていて、今後日本語での対応が予定されています。

どのような変更なのかひとことで要約すると、「役に立つサイトがより評価されて順位づけされるようになりますよ」ということなのですが、この発表があったとき、「役立つ情報が評価される」という説明よりも、むしろ「役に立たない情報を載せているサイトの評価を下げますよ」というところがより強調されているように感じられ、同じように捉えた方は少なくないようでした。つまり、どこかのサイトからコピーしてきただけのお役立ち記事や、話題になっている事柄について誰でも知っている表面的なことだけを書いた記事、それから他人が知りたがっていること(人気の漫画の発売日など)について、知りもしないのにさも知っているように書かれた記事など、これまで見た経験がありますよね? そういった実際は役に立たないのに上位に表示されがちなコンテンツの順位を下げるための変更であると推察したわけです。

特に注目されたのはこの部分です。

有用でないコンテンツ自体だけでなく、そうしたコンテンツを比較的多く含むと判断されたサイトにあるコンテンツも、表示すべきコンテンツがウェブの他の場所にあると考えられ、検索での掲載順位が下がります。そのため、有用でないコンテンツを削除することで、他のコンテンツのランキングが改善する場合があります。

役に立たないコンテンツが多いと判断されたサイトは、サイト内のあらゆるページで検索順位が低くなるので、役に立たないコンテンツがあるサイトはコンテンツを削除したほうがよいですよ、という意味のことが書かれてあります。ということは、クローバ PAGEでいくら役に立つホームページを作っても、他のユーザーが役に立たないコンテンツを作っていたらまったく順位が上がらないのではないか、と気になりますよね。我々にもめっちゃ影響がありそうです。不安になった方のために結論をいうと、基本的にはサイトの評価は「xxx.qloba.com」というURLの「xxx」の部分(サブドメイン)単位で行われるので、サブドメインが異なるそれぞれのサイトは異なるサイト、つまり影響を受けないと考えて差し支えありません。ただしサブドメイン以外の部分の影響をまったく受けないのかといわれるとそうとも言いきれないところもある(このへんのしくみははっきりとは公開されていません)ので、もし不安に思われる方がいたら独自ドメインのご利用をおすすめします。

こんなふうにかなり大きめの変更が行われると予想されていた「ヘルプフル コンテンツ アップデート」ですが、先に書いたように、すでに英語での検索の対応は完了しています。実際に検索にどのような変化が見られたのかについては、こちらの記事がわかりやすいです。

これを読む限り、どこか別のサイトなどから自動的にコンテンツを収集して公開している広告収入目的のサイトが順位を下げているようです。これは検索する立場からしたらうれしい結果ですね。まさにGoogleの狙い通りになっているようです(とりあえず今のところは)。広告収入目的でクローバ PAGEを使うお客様はいないと思いますが、アクセス数を稼ぐために他のサイトのコンテンツを流用して記事を増やすような行為は逆効果にしかなりませんので、他のお客様のためにも絶対におやめください。これまでと同じように、みなさまのサイトを見にくる人のことを考えて、より役にたつコンテンツづくりを心がけていただけたらと思います。特にブログに関しては、今や「読んでもらえる記事」 = 「SEOに強い記事」といえます。あなたの活動がより多くの人に伝わるよう、オリジナルの素敵な記事を書いてくださいね。

Web illustrations by Storyset

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